2015年秋にこの活動を始めて以来、パートナーシップ団体だけではなく
沿線で活動する住民との交流の場を持ち、往来を積み重ねて、様々な
つながりを作って来ました。
新因幡ライン沿線には習慣、歴史文化、方言など多様な地域性が認め
られますが、違いを知って互いを受け入れながら親交を深め
協働や連携して、住民自らが沿線の魅力を発信できるようになることを
めざします。
【2023年度の取組み】
日本風景街道「新因幡ライン」のパートナーシップ団体の研修交流会を開催しました。
新しく会員になった団体もあり、改めて日本風景街道の制度と新因幡ライン協議会の取組について説明し、意見交換を行いしました。
参加者数: 35人
【2019年度の取組み】
日本風景街道「新因幡ライン」のパートナーシップ団体のスキルアップ研修と
相互交流を図るため、2020年2月八頭郡八頭町「隼Lab.」にて、
パートナーシップ交流会を開催しました。
中国地方風景街道協議会役員である島根大学の作野教授を招聘し、学びを深める
と共に、パートナーシップ団体交流会2部構成で実施しました。
1部:『日本風景街道に対する今後の展望』 ~持続的な活用を考える~
2部: ビュッフェ形式による懇親会
参加者数: 22人
【2018年度の取組み】
●第1回 宍粟市⇒若桜町 パートナーシップ団体および沿線住民参加型の研修を行いました。
兵庫県側から鳥取県八頭町および若桜町への訪問となります。
午前中は、八頭町にある清徳寺でワークショップをしたあと、
若桜町に戻って、城下町・宿場町若桜をランブリングしました。
昼食は、地元女性陣手作りで若桜町の郷土料理をいただき、
互いの地域づくりや取組みにかける思いを交歓しました。
初めて出会ったみなさんでしたが、話しは尽きず、笑い声と
拍手が響く交流会となりました。
●第2回 八頭町⇒宍粟市 パートナーシップ団体および沿線住民参加型の研修を行いました。
鳥取県側から兵庫県宍粟市への訪問となります。
岡山県からの特別参加もあり、県境3県交流が実現しました❣️
道の駅みなみ波賀で、3県参加者が合流し、国道29号を南下。
最初の訪問地は、日本酒発祥の地「庭田神社」です。
日本酒にわか酒伝説『ぬくゐの泉』では、驚きの歓声が上がっていました。
次の訪問地は、「播磨国の一宮・伊和神社」です。
北向きの社殿、鶴石の由来など、皆さんの好奇心が溢れていました。
最後の訪問地は、与位の里です。
新因幡ライン景勝の地の一つでもある「与位の洞門」
ここでも驚きの歓声が上がっていました。
与位の里の南部「與位神社」や「切り株公園」などを散策した後、
「与位公民館」にて、交流会を兼ねたWSを開催しました。
【2017年度の取組み】
宍粟市⇒八頭町 パートナーシップ団体および沿線住民参加型の研修を行いました。
兵庫県側から鳥取県八頭町への訪問となります。
「ぷらっとぴあ・やず」で、沿線で地域づくりをする団体を交えての意見交換会を行いました。
八頭弁と波賀弁のやり取りが初対面なのに、ほっこりさせてくれます。
昼食は、「宿坊光沢寺」でイタリアンをいただきました。
やずブータン村の実現をめざされているご住職のお話に、宍粟からの参加者は
驚きと感嘆の様子でした。
「道の駅はっとう」に移動し、変わったオブジェを見学しました。
最後は、安井宿にある「オズガーデン(遠藤農園)」を訪ね、
ナチュラルガーデンの取組みなどを紹介していただきました。
【2016年度の取組み】
●第1回 宍粟市⇒若桜町 パートナーシップ団体および沿線住民参加型の研修を行いました。
兵庫県側から鳥取県若桜町への始めての交流・訪問となります。
最初「不動院岩屋堂」に立ち寄りました。天然の岩窟内にある国の重要文化財
舞台造りの修験寺院には、参加者一同ただ目を見張るばかりです。
その後、若桜橋を通り、若桜宿に入りました。路地裏探検では、清流に生息する
「梅花藻」を見学、城下町の情緒あふれる「蔵通り・カリヤ通り」をゆっくりと散策
しました。
●第2回 宍粟市⇒若桜町 若桜新春イベントでの文化交流を行いました。
宍粟市で活動する「尺八」と「琴」の演者が若桜町観光協会に招かれて
「昭和おもちゃ館」にて演奏会を行いました。
昼食は、「若桜郷土文化の里」にて地元食材のお弁当をいただきました。
午後は、「若桜公民館」にて『沿線活性化のためにどんなことが出来る
だろう』WSを実施しました。
さぁ!!いよいよ新因幡ライン沿線の住民交流の幕が開きました
●第3回 宍粟市⇒八頭町 パートナーシップ団体および沿線住民参加型の研修を行いました。
兵庫県側から鳥取県八頭町への訪問となります。
若桜鉄道体験乗車に挑戦しました。若桜駅から乗車し、隼駅をめざしました。
鉄道の通っていない宍粟市からの参加者はかなり興奮気味で、
小学生の遠足のようにはしゃいでいる方も。。。
隼駅では、「隼駅を守る会」の会長より、隼駅での取組みを紹介して
いただきました。新因幡ラインの起点でもある中国自動車道山崎ICから
鳥取方面に向かうライダーの目的地の一つでもあることを知り、街道の
つながりをあらためて実感しました。
昼食は、「こおげの夢豆庵」でいただきました。
午後は、「かかし村役場」を見学した後、「ぷらっとぴあ・やず」にて
「かかし親の会」との交流会を行ないました。
最後は、「成田山青龍寺」に立ち寄り、国重要指定文化財仏像と白兎神社を
見学しました。大変盛りだくさんな中身の濃い研修となりました。