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庭田神社 日本酒発祥の地「ぬくゐの泉」

兵庫県宍粟市一宮町、国道29号東市場交差点から県道8号を東へ進むと、
田園地帯にお宮さんの森が見えてきます。

庭田神社 庭田神社2
庭田神社3 庭田神社4

境内には「霊石」が祀られおり、隅には一宮遥拝所があります。
成務天皇が神託を受け建てられたとされます。
本殿左に五社五行神、手前から水分神、加具土神、大歳神、大山津見神、
火魂神、次の境内社は荒神社、八幡社、祇園社、出雲社、稲荷社と
皇大神宮、後ろの参道には弁天社もあり、多くの神様が祀られています。

この地では、大国主命(160年頃出生)と天日槍命(230年頃出生)が
国占め争いありましたが交渉が終わり、大国主命は当地で酒を醸して
酒宴をしたとされ、当地は庭酒(にわき)村と云われていたようですが、
庭音(にわと)村と云うように変わったとされます。
庭田神社の元の名称は庭酒神社だったようです。

境内の後方に「ぬくゐの泉」と呼ばれる霊地があり、清泉が湧き出ています。
『播磨国風土記』には、この地で庭酒(俄酒=にわかさけ)が発見されたと
記述されており、「日本酒発祥の地」として伝えられています。

ぬくゐの泉

宮の森には、樹高さ25m、幹廻り5.35m、樹齢推定600年の巨樹の欅
(ケヤキ)が堂々と聳えています。兵庫県下でも有数の巨樹です。

ケヤキ

庭田神社は、宍粟市一宮町染河内(そめごうち)地区の産土神として
大切に祀られています。

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